マルチタッチカード

スキミング不可能でコンテンツコントロールが自在の超薄型カード

マルチタッチカードは、カードの端部に印刷された複数のアイコン(最大3種類のコンテンツやアプリの操作指示のイメージ)のどれかを指でつまんでスマホにかざすだけで、見たいコンテンツが表示されます。
マルチタッチカードの簡単操作ガイド(静止画・動画)はこちらをご覧ください

操作の説明

①コードなどからブラウザを開くとタッチ画面が表示される。

②カードの端部に印刷された3つのアイコンのうち、「見たい!操作したい!」と思ったアイコンを指でつまむセクレタリー

③指でつまんだカードをスマホにかざす(有料コンテンツや認証・決済の場合はカード表面に記載されているPINコードを入力すると、コンテンツ表示や認証・決済ができる)

*有料コンテンツや認証・決済の場合はカード表面に記載されるか、もしくはSMSから送信されるPINコードを入力すると、スペシャルコンテンツの表示や認証・金融決済ができる。

マルチタッチカードの技術

人体に流れる電気を利用し、複数の電極を配置し接続した電気回路が印刷されたシートが内包されています。スマホは電極の配置パターンを検知し「静電容量コード」にデコードします。指でつまむ位置が変わると、「静電容量コード」が変化し、それに対応するコンテンツが表示する独自技術です。静電容量による操作は幅広く活用されていますが、電極の配置パターンの認識に課題がありました。当社は、約3年間の研究開発を経て、ほぼ誤認識なく正確に電極の配置パターンを検知する電気回路を開発し、マルチタッチカードに実装しました。研究開発段階から現在まで、日本国内で流通する主要なスマートフォンで動作検証を実施し、正確な読み取りができることを確認しています。

マルチタッチカードの実用例

大量につくるほど、1枚あたりの単価が廉価になります。

多くの企業・団体が、イベントや施設のプロモーション、スポーツ・観光・教育の分野の他、アイコンにYOUTUBE動画や経歴などをコンテンツとして設定した個人の名刺でも利用されています。

実績例①

東京都水道局の「水道キャラバンたんけん隊 隊員カード」

2019年4月~2021年3月(発行枚数:21万枚=2020年4月1日現在)

①マイページ設定

②今日のうんせい

③災害時給水ステーションマップ の3種類のコンテンツを表示可能にした。

都水道局が小学生向けに実施している「水道キャラバン」で参加者に配布した。従来のノベルティは単なるお土産にすぎなかった。このカードを配ることによって、来場後の情報発信ができるようになった。

実績例②

伊豆箱根鉄道の「駿豆線1日乗り放題乗車券」

アニメ「美男高校地球防衛部HAPPY KISS!」とコラボし、ファンはもちろん一般向けにも特徴ある乗車券を販売。キャラクターごとに異なる図柄の6種類のカードを発行し、コレクション性を持たせた。広報効果と顧客満足度の向上を狙った